ご報告
八十八夜を間近に控え 江の島もだんだんと初夏の陽気を帯びてきました。
先般四月十二日には、四月初巳日の吉例により例祭が斎行され、
桜花爛漫のもと盛大に奉仕する事が出来ました。
当日夜にはNHKのニュースでも祭典の様子が放映されましたので、
ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、皆様にご報告がございます。
辺津宮社殿前には巾着型のお賽銭箱が置かれておりました。
昭和三十四年に奉納されましたこのお賽銭箱は大変珍しい形をしており、社紋をあしらった姿は当社のシンボル的存在でもありましたが、近年のご参拝者の著しい増加による社頭の混雑緩和の為、大型のお賽銭箱と代替りを致しました。
元の巾着型賽銭箱は社務所内に保管してありますが、春秋の例祭、節分祭には社頭に戻り、現役を果たしてもらう事にしております。
“緑の江の島”と謳われるに相応しい時季を迎えました。海の青も島の緑も、吹く爽やかな潮風に彩られます。心と体のリフレッシュに初夏の江の島詣にお越しになってはいかがでしょうか。
平成二十九年四月三十日
江島神社宮司 相原圀彦